現役高校生の声

このブログでは、今年の春から高校生になる大阪府出身のHalfTimeが、大阪府や、他都道府県に住んでいる中学生と、その御両親に向けて、高校進学や、中学校生活、勉強などについて発信しています。

わたしの高校受験#3 私立高校入試編

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こんにちは!春から高校生になるHalfTmeです。

 

 

 

#3の今回は、2019年2月9日に行われた大阪府の私立高校入試の体験を記事にしていきたいと思います。

 

 

 

話は入試当日の朝から始まります。

この日は、6時起床し、コンビニまで昼食を買いに行き、朝食を家で食べ、、、というように普段通りに朝の支度をして、7時20分ごろに家を出発しました。私の家の最寄り駅につくと、私と同じ中学校の同級生が数名いたので、会話を交わし、少し緊張がほぐれたところでそれぞれが受験する高校へ向かいました。

 

 

 

一時間目、国語のテストが始まりました。このときはまだ、本当に受験が始まったという実感がわいておらず、とてもふわふわした感覚でテストに取りかかりました。

 

 

 

テスト開始直後、テストの訂正の放送が始まり、もちろんしっかりと聞かなければならないので、ほとんど何もすることなく5分ほどが過ぎてしまいます。しかし、放送を聞いてみると、誤字脱字などの正直どうでもよいことばかりで、5分を失ってしまったという焦りが集中力をそいでしまいました。(その20分後ぐらいに5分延長するという放送がありました)

 

 

 

テストの内容は、現代文は過去問と同じぐらい難しく、古典の問題はとても難化していて、手も付けられないような状態でした。(国語苦手だからね...しょうがないよね...)

 

 

 

そして、二時間目の理科、三時間目の数学は、得意教科でもあるので、これといった出来事もなくテストが終了しました。

※このあと、大事件が発生します。

 

 

 

昼食をはさみ、眠たくなったところで、四時間目の社会のテストが始まりました。この教科も、たくさん対策してきたので、ある程度自信をもって問題を解くことができました。

 

 

 

最後の時間の英語のテストが始まりました。英語は、過去問から時間に少しでも余裕をもって解けたことがなく、鬼門だとテストの前から感じていました。しかし、食事をとって眠たくなったのと、理数社と得意科目が続いたのもあって、緊張感がなくなってしまい、モチベーションが悪い状態で鬼門に挑むことになりました。

 

 

 

このテストは、長めの長文が3つと文法問題が1対1ぐらいの割合であり、大阪府のC問題とは毛色の違う難しさとなっています。今回の英語のテストでは、その長文3つともの話題の内容を1週間以内にyoutubeで見ただとか、ニュースアプリで見たとかで、奇跡的に頭に入っていて、すらすら解くことができました。

 

 

 

文法に関しては、例年通り手ごたえの感じられないまま英語のテストが終了し、私立高校入試が終わりました。

 

 

 

話は変わり、帰り道の話になります。帰り道は、私と同じ中学校で、同じ高校に受験した友達と帰っていました。そして、電車に乗り込んでところで、数学の答え合わせをする流れになりました。ここで、大事件が発生します。

 

 

 

数学のテストでは、大問1つが確率の問題になっていたのですが、その大問の問題文を読み間違えているというミスを犯してしまっていたのです。もちろんその大問の小問は全問間違いです。とほほ...。

 

 

 

さらに、その次の大問では、通分をしていないという凡ミス。問題数が少ないので、一問一問の配点が大きく、これらの問題だけでも、25点ぐらい落としてしまうことになってしまいます。

 

 

 

その3日後、合格通知が届きました。結果は、惜しくも偏差値が最も高いコースには届かず、2番目のコースに合格していました。

 

 

 

今回のお話はこの辺りで終了といたします。

3回に分けてお送りしてきた「わたしの高校受験」シリーズですが、このシリーズは、今回でいったん終了とさせていただきます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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わたしの高校受験#2 合格発表編

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こんにちは!この春から高校生になるHalfTimeです。

 

 

 

#2の今回は、前回の#1の続きで、大阪府公立高校入試の合格発表の話となります。

 

 

 

3月12日、高校受験が行われた次の日に、私が3年間通った中学校の卒業式が行われました。その後は、打ち上げなどをしたり、友達と遊びに行ったりして過ごしていました。

 

 

 

そんなこんなしているうちに、3月19日がやってきました。そうです、公立高校入試の合格発表の日です。この日は、母と一緒に合格発表が行われる会場に向かいました。

 

 

 

この日はあいにくの大雨。今でも、門に入れていないところから傘がズラーっと並んでいる風景を思い出せます。

 

 

 

さて、午前の10時、合格発表の時間がやってきました。そして、私が前の方の受験番号からゆっくりと自分の受験番号を探していると、私の母がつぶやきました。

「ない…」

その時、私は母と目が合い、もう一度確認してみましたが、やはり私の受験番号はありませんでした。

 

 

 

この時の私は、泣きはしなかったですが、すごく悔しい悔しいという気持ちが溢れてきて、周りで喜んでいる人を見るととても辛かったです。

 

 

 

その後、すぐに高校を出て、最寄り駅に向かいました。そして、祖母や父が待つ家に不合格の電話をし、学校にも電話しました。学校に電話した時、私は私の担任の先生と話したのですが、色んな言葉で慰められ、少し泣きそうになってしまいました。

 

 

 

そして、その最寄り駅から、併願で受けていた私立高校に直行し、入学手続きをしました。合格発表→移動→入学手続きという流れがたった1時間で終わるものですから、あまり現実のこととは思えず、フワフワした気分でした。

 

 

 

その翌日、私はその私立高校の入学者説明会に行きました。そこでは、カリキュラムや購入物、クラス分けなどの説明が行われ、楽しそうな雰囲気で安心することが出来ました。

 

 

 

今回のお話はこの辺りで終了にしたいと思います。#3の次回は、私立高校入試の体験談を話していきたいと思います。

 

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わたしの高校受験#1 公立入試当日編

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こんにちは!この春から高校生になるHalfTimeです。

 

 

 

今回は、2019年3月11日に行われた大阪府公立高校一般入試選抜での体験を記事にしていきたいと思います。

 

 

 

話は試験前日の夜から始まるのですが、その日は試験当日に備えて起床する8時間前の22時に布団に入りました。しかし、私は極度の緊張のためになかなか寝付けず、音楽を聴いてみたり、ストレッチをしたりと色々と試し、3時間たった夜中の1時にやっと寝付くことができました。

 

 

 

そして試験当日、私は6時に起きる予定だったのですが、これも緊張で5時ごろに目覚めてしまい、二度寝もできなかったため、とりあえず散歩に出かけ、しっかり朝ごはんを食べ、録画していた前日の「R-1ぐらんぷり」を少し見て、7時に家を出発しました。

 

 

 

試験本番30分前、私は試験会場についたところで重大なミスに気づきます。

「腕時計がない!!」

そうです、試験で使う腕時計を家に忘れてしまったのです。しかも、教室には時計がありません。(全会場で時計が取り外されています。)そのかわりかどうかはわかりませんが、試験終了の10分前を放送で伝えられます。

 

 

 

一時間目、国語(C問題)のテストが始まりました。このときは、眠気は完全に飛んでいて、集中力も十分ありました。内容は、文法や漢字の問題と作文はほとんど手を止めることがなく解くことができましたが、大問1の長文と、古文の内容があまりスッと入ってこず、2か所ほどが空欄のまま国語のテストが終了しました。

 

 

 

約20分の休憩の後、数学(C問題)のテストが始まりました。この時間も集中力を保てており、時計がないため急ぎ気味で問題を解いていました。そしたら、数学の時間は60分なのですが、10分残しで解き終わりしっかりと見直しする時間も取れたため、不安だった気持ちが晴れました。

 

 

 

 そして、三時間目、英語(C問題)のテストが始まりました。この時間は、数学で安心したせいか、集中が切れており、非常に悪い状態でテストに挑んでしまったと今になって感じています。内容は、二分ほどで終わらせるつもりだった大問2に時間をかなりかけてしまい、そこからの焦りのせいで自爆してしまって、記号問題の半数ほどを適当に丸しなくてはならない羽目になってしまいました。

 

 

 

英語のリーディングのテストが回収された10分後に、リスニングのテストが始まりました。リスニングのテストでは、問題なく解くことができ、「partC」という激ムズ問題もなんとか乗り越えることができました。

 

 

 

その後、昼食を教室でとり、理科のテストが始まりました。しかしここで、私が一番恐れていたあれがやってきました。そうです、「眠気」です。しかも、私が苦手な天体の問題が出題され、頭が回らず、なかなかひどい内容になってしまいました。

 

 

 

ついに、5時間目、社会のテストが始まりました。ここでは、理科で失敗したぶんを取り返そうと、気持ちを入れ直し、緊張感をもって挑みました。内容は、1,2問わからない問題がありましたが、見直す時間をしっかりと確保することができ、なかなか良い内容だったと思います。

 

 

 

全テストを終えての感想は、「全然手ごたえがない」の一言です。もう一つ言うとするならば、「緊張しすぎました」ということです。

 

 

 

その後どうなったのかについては、次回の記事に書かれてありますので、そちらの方もよろしくお願いします。

 

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次回↓

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お久しぶりです。

 

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みなさんこんにちは!現在無職のHalfTimeです!

 

 

 

今回の投稿は、前回から約二か月ぶりの投稿となっていて、少し緊張しながら文字を打っています。(もとから全然投稿してなかったんだけどね💦)

 

 

 

この二か月の間、私はぼーっと過ごしていたために、ブログを投稿していなかったわけではありません。なんならめっちゃくちゃ忙しい日々を送っていました。

 

 

 

二か月半前に春休みが明け、私はその一か月後の2月9日に私立高校の入試を受けました。そして、その数日後に郵送で合格通知が届き、結果は合格。。。とてもホッとしました。

 

 

 

しかし、いつまでもホッとしている暇はありませんでした。合格通知が届いた一週間後には学年末テストがあり、その後も、自己申告書があり、三者懇談ありとバタバタした日々を送り、気づけば本命である公立高校の入試の当日である3月11日がやってきました。

 

 

 

そして、公立入試の翌日には、私が三年間通った中学校の卒業式が執り行われました。それから一週間がたち、3月19日。ついに公立高校の合格発表の日がやってきました。

 

 

 

結果は、なんと不合格でした。。。涙こそは流しませんでしたが、めっちゃくちゃ悔しかったです。二日たった今でも悔しいです(笑)

 

 

 

その後は、合格発表に行った足でそのまま二月に合格した私立高校へ入学手続きをしに行き、その翌日は、私立高校の入学者説明会に行って、今日にいたります。

 

 

 

このような激動の二か月間を過ごし、とてもつらいこともありましたが、落ちてしまったことをあまりマイナスに考えずに、これからの高校での三年間を本気で楽しんでいきたいです!

 

 

 

そして、これからはブログに費やせる時間も増やせると思いますので、これからの私の活躍を楽しみにしていてください(笑)

 

 

 

最後に

次回からは、「わたしの高校受験」という名前のシリーズで、私が高校受験を通して体験したことなどを綴っていきます。

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#3 大阪府高校入試の合否の採点の仕方講座

こんにちは、現役中学生のHalf Timeです。

 

 

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 今回は、大阪府の公立高校一般入学者選抜の合否の決め方についてお話していきたいと思います。

 

 

 

 

合否に関係してくる3つのこと

 大阪府の高校入試では、合否判定に関係してくる事柄が大きく分けて3つあります。

 

 

 1つ目は「学力検査の評定」です。

 これは、最も高校入試のイメージに近いと思われるテストのことで、毎年3月前半に行われることになっています。

 

 

 この学力検査は、2015年度卒業生の高校入試から大きな変更が施されました。例えば、前期後期制から一回勝負の試験になったり、各高校がA問題、B問題、C問題から選べるようになり、C問題とかいうクッソ難しい問題が上位校で出題されるようになりました。

 

 

2つ目は「調査書の評定」です。

 調査書の評定というのは、いわゆる「内申点」などと呼ばれるもののことです。

 

 

 しかし、高校側がみるのは5段階の評価ではありません。もちろん、5段階の評定がメインとはなるのですが、クラブや委員会・生徒会、遅刻や欠席、掃除や授業の態度などの項目までしっかりとみられているのです。

 

 

3つ目は「自己申告書」です。

 自己申告書というのも、2015年度卒業生の時から始まったもので、合格か不合格かギリギリだという人たちがこれによって合否を決められます。

 

 

自己申告書については次回の記事で話させてもらいます。

 

 

公立高校一般入試選抜の「総合得点」のつけられかた

学力検査の評定について

 学力検査は、大阪府内一律で90点×5教科(国数英理社)の450点満点のテストで行われます。もちろん、A問題、B問題、C問題に関わらず450点満点のテストが行われます。

 

 

調査書の評定について

 調査書は、1・2・3年生の学年末の各教科5段階の評定が反映され、これも合計450点満点の点数がつけられます。

 

 

 しかし、1・2年生の評定と3年生の評定の重みが違っていて、

1年生:2年生:3年生=2:2:6

というようになります。

 要するに、1・2年生の評定はそれぞれ90点満点でつけられ、3年生は270点満点で評定がつけられるということです。

 

 

 倍率のタイプについて

 まずは下の表を見てください。

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 大阪府の高校入試では、学力検査の評定と調査書の評定の間に「倍率」というものがあります。要するに、当日のテストの点数を重要視する高校や、中学校の評価を重要視する高校があるということです。

 

 

 この倍率は、高校ごとに明確に決められています。

 

 

 倍率には、5種類のタイプがあり、上位校になればなるほどタイプⅠを利用する傾向があります。また、下位の高校では、主にタイプⅢやⅣを利用し、たまにタイプⅤを利用するというような傾向にあります。

 

 

 これらを含め、最終的に900点満点の総合得点がつけられるということです。

 

 

 では、具体例を紹介していきましょう。

 

 

例①)勝山高校(倍率タイプⅢ)を受験したA君の場合

 

○A君の調査書の評定

・一年生の評定…20点

・二年生の評定…17点

・三年生の評定…23点

→20点×2+17点×2+23点×6=212点

 

○A君の学力検査の評定

・国語A問題…53点

・数学A問題…39点

・英語A問題…41点

・理科       …38点

・社会       …29点

→53点+39点+41点+38点+29点=200点

 

○A君の総合得点

・調査書の評定…212点

・学力検査の評定…200点

→212×1.0+200×1.0=412点

 

よって、A君の総合得点は900点中412点となる。

 

 

例②)北野高校(倍率タイプⅠ)を受験したB君の場合

 

○B君の調査書の評定

・一年生の評定…43点

・二年生の評定…42点

・三年生の評定…45点

→43点×2+42点×2+45点×6=440点

 

○B君の学力検査の評定

・国語C問題…68点

・数学C問題…65点

・英語C問題…70点

・理科       …86点

・社会       …81点

→69点+65点+70点+86点+81点=370点

 

○B君の総合得点

・調査書の評定…440点

・学力検査の評定…370点

→440点×0.6+370点×1.4=782点

 

よって、B君の総合得点は900点中782点となる。

 

 

最後に…

 最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事で、高校入試の採点のされ方について理解することができたでしょうか?何か質問がある方は、このページのコメント欄、もしくは私のメールアドレスかTwitterまでお寄せください。

 

 

この次の記事では自己申告書について話していますので、よければ見に来てください。

#2 変化しすぎ⁉ 大阪府高校入試制度について~内申点編~


おはようございます、こんにちは、こんばんは。現役中学生のHalfTimeです。

 

#2 の今回は、

大阪府高校入試制度について

の記事を書いて行きます。

 

 

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大阪府はここ数年でこれでもかというほど中学校教育や、公立高校入試などについての改革を行ってきました。ここ数年で多くの変化があり、兄や姉が高校受験した時と比べ、ややこしくなっているものや、全く違うものが多く、混乱している方も多いのではないでしょうか。変化したところを中心に、大阪府の公立高校入試制度について、大阪府在住の現役中学生」である私がはなしていきたいと思います。

 

ここ数年の大阪府高校入試制度の変化

  • 10段階評価から5段階評価になる(2016年度卒業生から)
  • 相対評価から絶対評価に(2016年度卒業生から)
  • 1・2年生の内申点が公立入試の調査書に反映されるようになる(2016年度卒業生から)
  • 5教科と実技教科の評定比重が同じになる(2016年度卒業生から)
  • チャレンジテストが始まる(2016年卒業生から)
  • 公立高校入試が前期後期の二回勝負から一回勝負となる(2016年度卒業生から)
  • 公立高校入試に、A問題(基礎型問題)とB問題(標準型問題)に加え、C問題(発展型問題)が追加される(2016年度卒業生から)
  • 大阪府公立高校入試C問題の英語改革が行われる(1分間に読む語数が以前の2.7倍に+問題も英語になる)(2017年度卒業生から)
  • 高校入試にボーダーゾーンが設定され、自己申告書の提出が義務付けられる(2016年卒業生から)
  • GLHS(グローバルリーダーズハイスクール)に10校が指定される→GLHS10校の普通科が廃止。文理学科のみへ。
  • SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に13校が指定される

 

内申点(評定)のつけられ方

内申点の基礎

 


各教科に5段階の内申点(評定)が付けられるのですが、各教科ごとに4つの観点があり(国語は5つ)、その観点ひとつひとつにそれぞれ上からA、B、Cの3段階で評価されます。

そして、5段階の内申点(評定)は、評価「A」=3ポイント、評価「B」=2ポイント、評価「C」=1ポイントというような数値をもとにつけられているらしく、評定「5」を取るためには、1ポイントしか落としてはいけません

観点ごとに「比重」が違う⁉

まずは下の表を見てください。

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おや⁉と思われた方もおられると思いますが、この表では先ほど説明したことと違うことが起きていますね。そうです。社会と保体の評価が同じなのに社会の評定が「5」で、保体の評定が「4」というように評定が違っています。これは間違いではありません。

では、説明していきましょう。

これは、実技教科(音楽、美術、技術家庭、保健体育)の中にある「○○の技能」という観点は、ほかの観点と比べて重く評価されるからです。要するに、「○○の技能」の評価のポイントは、評価「A」=6ポイント、評価「B」=4ポイント、評価「C」=2ポイントになるため、上の表のようなことが起こるのです。

チャレンジテストと内申点の関わり

チャレンジテストって何?

大阪府下の公立中学校に通う中学生全員を対象として行われるテストのことで、1・2年生は1月、3年生は6月に行われます。チャレンジテストの問題は、「これまでに学校で習った範囲」から出題され、平均点が約50~60点前後になるように作られています。自慢になりますが、塾に行ってなかった私でも、理科と数学で100点を取ることができました。そして、1・2年生のテストと3年生のテストとの性質が大きく違うところがありますので、そのことについても話していきたいと思います。

チャレンジテストの目的
  • 大阪府教育委員会が、府内における生徒の学力を把握・分析することにより、大阪の生徒の課題の改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し、その改善を図る。 加えて、調査結果を活用し、大阪府公立高等学校入学者選抜における評定の公平性の担保に資する資料を作成し、市町村教育委員会及び学校に提供する。
  • 市町村教育委員会や学校が、府内全体の状況との関係において、生徒の課題改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、そのような取組みを通じて、学力向上のためのPDCAサイクルを確立する。
  • 学校が、生徒の学力を把握し、生徒への教育指導の改善を図る。
  • 生徒一人ひとりが、自らの学習到達状況を正しく理解することにより、自らの学力に目標を持ち、また、その向上への意欲を高める。

www.pref.osaka.lg.jp

 

 

内申点と何が関係あるの?~1・2年生編~

まずは1・2年生のチャレンジテストと内申点の関わりについてです。1・2年生のチャレンジテストは、簡単に言えば個人戦です。1・2年生のチャレンジテストでは、テストでとった点数に対して先生がつけてもいい内申点(評定)の範囲が決定されます。

では、もう少し具体的に説明していきましょう。

下の表は平成28年度の2年生の点数に対する評定の範囲です。

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 この表で言うと、国語で85点を取った場合、その人につけられる評定の範囲は4~5となります。

例①)極端な例でいいますが、A君は1・2学期の間ずっと入院していて、学校に行けなっかたので二学期までの内申点(評定)がありませんでした。でも、病院で真剣に勉強したので、全教科100点でした。その場合、A君の五教科(国英数理社)の内申点「5」となるわけです。

例②)もちろん、逆の例もあります。B君は定期テストの点数が優秀で、授業態度も良く、提出物もすべて出していて、二学期までの内申点は「5」でした。しかし、何かの間違いか何かでチャレンジテストの点数が全教科0点でした。その場合、B君の五教科の内申点「1」となります。(試験当日に休んでしまった場合でも、別日に試験を受けることができます)

※この2つの例は、もちろん、実例ではありません。

内申点と何が関係あるの?~3年生編~

続いては3年生のチャレンジテストと内申点の関わりについてです。3年生のチャレンジテストの方は、簡単に言えば団体戦です。そう言えるのは、3年生のチャレンジテストの学校平均によって、学校でつけても良い評定の幅が制限されるからです。

では、もう少し具体的に説明していきましょう。

まずは下の表を見てください。

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府全体のチャレンジテストの平均点と自分の学校の平均点を比べ、自分の学校全体の評定平均が決められます。

例 ~X中学校の場合~)X中学校のチャレンジテストの国語の平均点数は57点で、大阪府全体の国語の平均点は60点だった場合、X中学校の評定平均(表上から三段目)が、府全体の評定平均の目安よりも下回ってしまう。そのため、国語の先生が生徒につける評定を下げなくてはいけない場合が出てくる可能性がある。

 

もちろん、Y中学校のように府全体の平均点よりも高い場合は、先生が生徒につける評定を上げなければならなくなる可能性もあります。

 

 

 

#2 のまとめ

#2は内申点編ということで、「先生はどのようにして内申点(評定)をつけているのか」ということと、「チャレンジテスト」についての記事を書いていきました。この記事を読み、確かな知識を身に着けて今後の生活に生かしてください。

 

#3 は、「自己申告書」大阪府公立高校入試c問題」についての記事を書かせていただきますので、ご期待ください。

 

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~最後に~

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

感想や質問がある方は、本ページのコメント欄、もしくは私のメールアドレスやTwitterまでお寄せください。

 

 

こちらのブログでは、中学生向けに単元ごとに復習できる問題を出題しています↓

ichinichijutto.hateblo.jp

#1 祝!!!ブログ開設!!!

はじめまして!あけましておめでとうございます!今年からここで記事を書かせていただく「HalfTime」です!

~自己紹介~

私は、大阪生まれ、大阪育ちの15歳で、現役中学生です。バリバリの受験生です。(笑)

中学校では、サッカー部に所属し、ポジションはゴールキーパーをしていました。他にも、全校生徒200人ほどの学校ですが生徒会長を経験しました。今は、大阪府立のいわゆる「進学校」と呼ばれるような高校に進学できるように勉強しています。

私の趣味は、音楽を聴くことです。音楽といってもJ-popや洋楽、k-popなど、いろいろと種類が存在しますが、私が特に好きなのはJ-popと呼ばれる類の音楽です。そのJ-popの中でもいろいろなバンドやシンガーソングライターがいますが、私が好きなのは、「Half time Old」というバンドです。今後、このことについてもこのブログを通して発信していけたらなと思っています。

 

~今後の方針~

まだ、このブログを通して発信していきたいことについて「これだ!!!」というものは決まってはいませんが、主に中学校のこと、勉強のこと、音楽のことなどについて発信していけたらなと思っています。気が変わって、いきなり全く違うことをしだすかもしれないですが、今後ともよろしくお願い致します。

 

~目標~

ブログを開設するにあたって、目標を立てます。

 

それは、、、、、、週一投稿を目指して活動していきます。

 

 

 

 

 

~最後に~

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

感想や質問がある方は、本ページのコメント欄、もしくは私のメールアドレスやTwitterまでお寄せください。